海を越えて!ペルーのごみ問題解決に向けたピリカの挑戦 「TSUBASA」プログラムで実証実験を進めています

こんにちは!株式会社ピリカのごみ拾いSNS「ピリカ」運営チームです!

JICA(国際協力機構)と IDB Lab(米州開発銀行グループ)による、日本発スタートアップの中南米・カリブ地域向け事業展開支援プログラム「TSUBASA」の一環として、ピリカはペルーでのごみ問題を解決する実証実験に取り組んでいます。

今回ピリカが実証実験を実施しているペルー、特に首都であるリマ市のLa Victoria区では、廃棄物管理、つまり、ごみ問題が深刻な課題となっています。


ごみ収集や処分は自治体が責任を担っているものの、慢性的な予算不足等により多くの「野積み場」が発生しています。さらに、ペルーには日本のように定められたごみステーションがなく、ごみが住民やマーケットよりひっきりなしに出されるため、路上に出されるごみ(飲食店やマーケットのごみも含む)の量や頻度を把握しきれない現状があります。


そこで、課題解決に向けたアプローチとして、ピリカのサービスの一つである「ごみ分布調査サービス『タカノメ』」を活用した路上散乱ごみ調査が現地に貢献できるのではないかということで、今回のプログラム採択、実証実験に至りました。


「タカノメ」は、スマホで撮影した道路(歩道や車道)の画像をAI等で分析し、地域ごとのごみの分布を調査するサービスです。「タカノメ」を用いることでごみの分布状況を把握し、ごみを回収すべきスポットの選定、ごみ収集の効率化など、問題解決に向けて取り組んでいます。


今回は、ペルーのLa Victoria区での実証実験となりますが、発展途上国における廃棄物管理の改善モデルケースを構築できるよう、様々なステークホルダーの方々と連携しながら取り組んでまいります。


ピリカのサービスが世界中に広がり、地球上のごみ問題を解決するための一助となれるようにこれからも邁進してまいります✨

タカノメに興味を持った方は、ぜひこちらのブログ記事も読んでみてください👀✨

https://blog.sns.pirika.org/posts/56098378

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