みなさんは、海に行った際、
「どうして海にこんなものが落ちているんだろう?👀」
と不思議に思った経験はありませんか?
私も以前、トイレ用洗剤の容器を海岸で見かけたことがあり、
まさに 「なぜここに?」 と感じたことがあります。
海岸漂着ごみの 7〜8割は陸から発生している と言われており、
雨が降った際などに路上に落ちているごみが川や水路を流れ、
そのまま海へとたどり着いてしまうケースが多いとされています。
そんな背景のもと、富山県では “内海”という地形の特性を活かし、
県内から流れ出すごみの流出実態を調査する取り組みを進めています。
その調査の一環として、2025年6月に私たちピリカも 鹿児島大学加古真一郎教授らと連携し、六渡寺海岸へつながる小矢部川・庄川流域で、 ごみの分布調査を実施しました。
対象エリアをスマートフォンで撮影し、AIでごみを検出・地図化する「タカノメ」を使い、どの場所にごみが多いのかを“見える化”。調査結果は、富山県のごみ拾い見える化ページ「みんなできれいにせんまいけ!とやま」で公開し始めています。
🔽「みんなできれいにせんまいけ!とやま」ページ
https://toyama.pref.pirika.org/
この調査とデータ公開が、富山県の取り組みだけでなく、全国の地域においても “ごみの流れを知ることの大切さ” を考えるきっかけになれば嬉しいです。
一つひとつのデータから見える現実を、未来の対策へとつなげていけたらと思います🌿
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