住友ゴム工業株式会社による、スポーツ人工芝由来の マイクロプラスチック流出抑制の実証実験を開始

 
株式会社/一般社団法人ピリカの調査報告(※1)をきっかけに、当社と協働でスポーツ用人工芝由来のマイクロプラスチック問題に関する調査と対策検討を進めてきた住友ゴム工業株式会社が、マイクロプラスチックの流出を抑制するための実証実験を2021年2月より開始しました。尚、本実証実験は公表例としては国内初めての取り組みとなります。
 
  
本取り組みは、環境省が、マイクロプラスチックの発生および流出抑制、回収に資する、企業などの取り組みや技術を取りまとめた「マイクロプラスチック削減に向けたグッド・プラクティス集」でもご紹介頂いております。
 
「マイクロプラスチック削減に向けたグッド・プラクティス集」
住友ゴム工業株式会社様プレスリリース
 
今後、住友ゴム工業株式会社の調査や実証実験の結果を踏まえて、マイクロプラスチック排出防止のためのバリア資材やメンテナンス手法の情報を、施設管理の皆さまにご提供することで、スポーツ用人工芝由来のマイクロプラスチック問題解決に向けた活動を推進してまいります。
 
 
※1 株式会社/一般社団法人ピリカにて、2018年~2020年に、国内外の河川や港湾の浮遊マイクロプラスチックを採取、調査し結果を公表。2020年の国内調査では、120地点中112地点でマイクロプラスチックが採取され、そのうち人工芝破片が23%(重量比)を占めた。